【肩甲下筋の評価】
今日は
本日は肩甲下筋の評価についてお伝えしたいなと思います
肩甲下筋は肩関節のインナーマッスルとして作用しています
有名な評価が二つありますのでそちらをご紹介いたしたいと思います
まずはじめになぜ肩甲下筋の評価を行うのか
それは肩甲下筋が上腕骨頭前方のブレ(不安定性)をな無くしているからです
一つ目
ベリープレステスト
肩関節を内旋位でお腹を圧迫します
肘の位置が後ろへ行くと肩甲下筋の筋力低下が疑われます
また内旋位で保持できたとしても、大胸筋の過剰収縮で補われている場合があるので触診で確認する必要があります
二つ目
リフトオフテスト
手背を背中に接した状態から手を後方へ持ち上げこの際の筋力を検査します
肩甲下筋の固有の評価を行うことができます
大胸筋の代償動作を失くした状態でテストが行えます
しかし肩関節の十分な伸展と内旋動作が必要です
肩関節疾患の患者さんにはこのような動作が出来ない方が多いので
評価肢位を取れるかどうかの確認も大切です。
代償動作としては
小胸筋、肩甲挙筋、前鋸筋上部線維の代償
肩甲骨をしっかり固定が大事です。