きくてぃブログ

〜理学療法士の日常の全て〜

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

症例報告を書く際のフォーマット

▼1症例 ▼2現状 ●健康状態(診断名など) ●心身機能・身体機能 ●活動 ●参加 ●環境因子 ●個人因子 ▼3解釈 ▼4アプローチ ▼5要約(ポイントを3つにまとめる) ▼6リハビリの方針をかく

呼吸不全:陥る4つの問題点

▼はじめに ▼呼吸不全とは!? ▼呼吸不全の内容 ●ガス交換障害 ○拡散障害 ○換気血流比不均等 ○シャント ●換気障害 ○肺胞低換気 ▼終わりに ▼はじめに こんにちは。今回もたどり着いていただいてありがとうございます。 日々臨床と学習を繰り返し試行錯誤を行な…

お問い合わせ

当サイトにお越しいただきましてありがとうございます。 (http://chikugiyuki.hatenablog.jp/)管理人へのお問い合わせです。 お仕事依頼、訂正依頼、勧誘、質問などを受け付けています。それ以外にも自由に利用してもらって大丈夫です。 Gmail:hamutaro021…

尿蛋白が出る:腎臓と血圧上昇の理由

腎臓の働き 尿蛋白が出る 血圧上昇する アルブミン尿とは 腎臓の働き 腎臓の働きには以下のようなものがあります。 ・体の水分の量と濃度を調節すること ・血液をろ過する ・血圧を調節する ・赤血球を作るホルモンを分泌 ・ビタミンDを活性化(骨の強度を保…

ネフローゼ症候群:強いむくみと体液循環量減少

ネフローゼ症候群とは ネフローゼ症候群の特徴 治療方法 食事療法 薬物療法

血圧低下:座位にて血圧低下がみられる方へ

起立性低血圧 orthostatic hypotension (OH) 起立性低血圧を起こす患者は 圧受容器反射が破綻しているので、もともと臥位高血圧を伴う症例が多い上、 OHの薬物治療の目標は血圧の「底上げ」であるので、 治療が奏功すれば、臥位高血圧が必発します。 OHの診…

クレアチニン(Creatinine:Cre)

筋肉で作られる老廃物の一つで、 そのほとんどが腎臓の糸球体から排泄されます。 そのため、 血液中のクレアチニンの増加は 糸球体の濾過機能が低下していることを意味します。 ただし、 筋肉が多い人は高めに、筋肉が少ない人は低めになるために、 これだけ…

細菌性肺炎

細菌性肺炎において、 原因菌の決定とどの抗菌薬が効くのかを調べるには 培養が必要です。 しかし検査のため治療開始を遅らせることはできないので、 菌を同定せずに治療を開始することも稀ではありません。 肺炎の病態と原因微生物は極めて多様で、 抗菌薬…

リンパ浮腫:線維芽細胞の架橋により繊維化される

リンパの役割: 栄養取り込み 水分(⇨80%毛細血管で回収、回収が悪いと水分回収ができなく色はどす黒くなる) と 血漿蛋白(リンパ管リンパ流で回収) リンパ管: 先っぽが行き止まりになっている。(血管と違うところ) 先っぽが6角形のガタガタになっ…

胸水貯留:産生の3つの要素

胸水とは? 胸水貯留のメカニズム 漏出性胸水 滲出性胸水(しんしゅつせい) 低タンパク血症

肩甲骨内側や棘上筋を緩める方法(講習会メモ)

▼肩関節をあげやすくする一つの提案 肩甲骨内側剥がし 肩甲骨内側縁 棘上筋のリリース 呼吸をしやすくする ▼fasciaの役割 ▼エコーの見方 ▼3ステップ ▼リアルで学ぶメリット 某講習会に参加してきました。 ▼肩関節をあげやすくする一つの提案 肩甲骨内側剥が…

筋膜による痛みや筋出力低下の理由

▼ヒアルロン酸の運動生理学 ▼筋膜とヒアルロン酸 ▼ヒアルロン酸の粘性増加 ▼筋膜機能障害による痛み ▼筋膜機能障害による筋出力の低下 ▼筋繊維の37%は深筋膜に停止する ▼ヒアルロン酸の運動生理学 運動によりヒアルロン酸は増加します。 phの低下(酸性化…

多裂筋の機能不全改善:PFLテストを用いて

はじめに 対象 機能 特徴 触診 評価 エクササイズ 関連内容

胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲胸郭関節の触診

胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲胸郭関節の触診 ●胸鎖関節の触診 関節の形状: 鞍関節 多軸関節(関節円板があるから) 触診方法 鎖骨を上から触診します 内側に移動して凹む位置を確認します。 評価 肩関節屈曲 肩回し 呼吸の入り具合、胸郭の膨らみ具合 寝返り動…