きくてぃブログ

〜理学療法士の日常の全て〜

2018-07-28から1日間の記事一覧

半月板の構造

大腿脛骨関節の適合性を高める作用がある。 膝関節の適合性を高めるために半月板は移動する。 どのように動くかというと、内側半月板は 屈曲:後方 伸展:前方 内旋:前方 外旋:後方 に移動する。 内側半月板の後角には、 半膜様筋腱が後十字靭帯や後方関節…

靭帯について

靭帯は膝関節の静的な安定化に貢献している。 静的安定化機構 靭帯 :内側・外側側副靭帯、前・後十字靭帯、膝蓋大腿関節の靭帯 半月板 :大腿脛骨関節の安定化(線維軟骨組織) また膝関節の大腿脛骨関節の安定にはACLとPCLが捻れることで、安定している。 中…

extension lag(エクステンション・ラグ)が起こる原因について。

エクステンション・ラグをご存知ですか? 膝関節の整形外科疾患の中では重要な概念であります。 歩行時や起立時の安定性に関与することがわかっています。 そもそもエクステンションラグというものは 「膝関節最終伸展(約10度)を行えるか」 「他動ではで…

膝関節の構造

膝はとても重要な関節のひとつです。また膝関節は怪我や障害も多い関節です。 膝関節って何? ⇨ 大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節の2つから構成されています。 主な運動は屈曲伸展があるが、これに付随して脛骨の内外旋も生じる。 大腿脛骨関節 ⇨完全伸展位で側…

膝関節の運動

膝関節には、大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節がある。 大腿脛骨関節 :屈曲 脛骨に対して大腿骨が後方へ転がり、前方へ滑る 屈曲初期から脛骨が内旋する :伸展 脛骨に対して大腿骨が前方に転がり、後方へ滑る 伸展最終域では大腿骨に対して脛骨が外旋する(screw…