膝関節の構造
膝はとても重要な関節のひとつです。また膝関節は怪我や障害も多い関節です。
膝関節って何?
⇨ 大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節の2つから構成されています。
主な運動は屈曲伸展があるが、これに付随して脛骨の内外旋も生じる。
大腿脛骨関節
⇨完全伸展位で側方安定性が高まる。
しかし、伸展制限がある場合は側副靭帯の適切な緊張が得られず、不安定性が発生することになる。
不安定性が生じれば安定性を高めるために骨棘が生じることもある。この場合は可動域制限(ROM)されることになる。
膝蓋大腿関節
⇨膝関節屈曲位で安定性が高まる。
しかし荷重下で屈曲位を保持するためには、強い大腿四頭筋の活動が必要になる。
柔軟性の低下や筋力低下は膝蓋大腿関節の正常な動きを阻害し、膝蓋骨周囲に疼痛を起こす。