腹横筋(コルセット筋肉)
インナーマッスルで大切でありコルセット筋肉と呼ばれている腹横筋についてのご紹介
機能
腹壁を内側に押し込む
(強制呼気、咳、くしゃみ、排便、嘔吐などに必要)
働くことでのメリット
アイソメトリック(等尺性)に収縮することで下位胸椎と腰椎を支持する
腹横筋は脊椎の横突起についているため
収縮させることで棘突起が安定する(脊柱が安定する)
棘突起が引っ張られるイメージ。
多裂筋や腸腰筋が同時収縮するためには脊柱が安定している必要がある。
=⇨圧迫骨折などでコルセットをつけるときは胸腰筋膜を引っ張るイメージでつけるのが良い。
働かないことでのデメリット
多裂筋や腸腰筋は腹横筋が先に収縮しないと活動できない。
腹横筋により軸が作られる。
腹横筋は胸椎屈曲していると働けない。
胸椎伸展させることが腹横筋を働きやすくする。
多裂筋が萎縮していると胸腰筋膜(腹横筋)にテンションをかけられない
多裂筋が萎縮していると代償として広背筋が作用する(肩関節伸展、回内する)
トレーニング方法
(臥位にて)
腰を丸めて床につける(5秒ほど保持する)、足を上げる、交互に膝を伸ばす
hand-knee
elbow-toe
胸骨柄の高さを変えずに息を吐く
⇨腹横筋のトーンが上がる。
(横隔膜が上がり肺をストレッチ、肺のコンプライアンス)